用語集 (Glossary)

 

    用語: 定義、コメント、参照

 

1    CAGR          Compound Annual Growth Rateの略で、年複利成長率と訳される        

 

2    BEAM技術   Digital PCRとフローサイトメトリーを組合わせた遺伝子解析法。BEAMはこの方法の4つのコンポーネント(BeadsEmulsionAmplificationMagnetics)の頭文字である。     http://www.pnas.org/content/100/15/8817.full.pdf

 

3    DDS           体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システムのことである。薬物輸送(送達)システムとも呼ばれる。       

 

4    Digital PCR   対象サンプルを1ウェル当たり1分子になるように多くのウェルに分配して、個別にPCRを行うことで、各ウェルでの"増幅の有無"を検出し、シグナルのあるウェルの数をターゲットのコピー数として直接的に算出する方法。左記はDigital PCR法のtrisomy21への応用。     Digital PCR for the molecular detection of fetal chromosomal aneuploidy

 

5    miRNAmicro-RNA          細胞内に存在する長さ20から25塩基ほどのRNAをいい、他の遺伝子の発現を調節する機能を有すると考えられているncRNA(ノンコーディングRNA:タンパク質への翻訳はされない)の一種である。       

 

6    PEST分析    マクロ環境を、政治(Politics)、経済(Economics)、社会(Society)、技術(Technology)の観点から分析する手法である。経営戦略策定や事業計画立案、市場調査におけるマクロ環境分析の基本ツールとして用いられている。                

 

7    siRNA          21-23塩基対から成る低分子二本鎖RNAである。siRNARNA干渉(RNAi)と呼ばれる現象に関与しており、mRNAの破壊によって配列特異的に遺伝子の発現を抑制する。            

 

8    インベーダープラス法         インベーダー法とPCR法を組み合わせたDNA検出及び定量法。ワンポット反応で、増幅から検出・測定までを行える利点がある。Invader Chemistry-InvaderPLUS

 

9    インベーダー法                フラップ構造と呼ばれるDNAの特殊な三次構造を特異的に認識して切断するクリベース【 FEN-1(フラップエンドヌクレアーゼ)の一種】を利用した二段階の等温反応からなる核酸検出方法である。核酸を増幅せずに、シグナルを増幅して検出する点に特徴がある。SNPの検出だけでなく、塩基の挿入や欠失にも適用される。PCR法と組みあわせたInvaderPlus法は細菌やウイルスの検出や定量にも応用されている。   Invader Chemistry-Resources

 

10  ゲノム編集   ゲノム編集(Genome Editing)とは、人工ヌクレアーゼのZinc Finger NucleasesZFNs)やTranscription Activator-Like Effector NucleasesTALENs)、CRISPR/Casシステムを用いてゲノム上の標的遺伝子の破壊やレポーター遺伝子のノックインなどを可能にする技術である。ゲノム編集は動物や植物、培養細胞(ES細胞やiPS細胞を含む)において利用可能であることから、次世代の遺伝子改変技術として注目されている。     http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/smg/genome_editing/index.html

 

11  再生医学     ・ 元来、生物の細胞や組織には再生する能力が備わっている。この再生能力をうまく利用して、障害を受けた組織や臓器を正常な状態に回復させることにより、病気の治癒へ導こうとするのが再生医学。  (今西二郎 京都府立医科大学大学院教授: 知恵蔵2014より)
・ ここでは失われた機能をもとに戻す医学的処置とその手法と定義したい。
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細胞を使う方法: 細胞シート療法、免疫細胞療法。
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増殖因子: bFGFIGF-I等の成長因子を用いる方法。
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マトリックス: 生体組織工学(ゼラチン、コラーゲン、アルギン酸等で足場を作る) → 臓器作製へ          

 

12  バイオテクノロジー            バイオロジーとテクノロジーからなる造語で、生物の持つ機能を応用し、人類の生活に役立てるために利用する技術と定義される。バイオテクノロジーはニューバイオテクノロジー(1970年代にコーエン・ボイヤーの研究に端を発する遺伝子組換え技術以降のバイオテクノロジー)と従来型バイオテクノロジー(醗酵、醸造、培養等)に分けられる。現在、一般的にバイオテクノロジーと言えば、ニューバイオテクノロジーを示す。   

 

13  バイオ医薬品                  ニューバイオテクノロジーを応用してつくられた医薬品。組換え蛋白医薬品、抗体医薬品、核酸医薬品、遺伝子治療用組換えウイルス、細胞医療及び再生医療製品等がある。核酸医薬品は化学合成で製造されるが、核酸そのものが医薬品となるため、バイオ医薬品に組み入れられる。           

 

14  ライフサイエンス               生命科学。生命現象を生物学を中心に化学・物理学等の基本的な面と、医学・薬学・農学・工学・心理学等の応用面とから総合的に研究しようとする学問である。         

 

15  創薬           ライフサイエンス的手法により、医薬品を発見、設計、製造するプロセスと定義する。         

 

16  分子標的治療薬              分子標的治療とは、ある特定の分子を標的として、その機能を制御することにより治療する療法である。従来、医薬品は症状を抑えることにポイントをおいて開発されてきたが、分子標的治療薬は、創薬設計の段階から分子レベルの標的を定めて開発されている。ヒトゲノムプロジェクトが始まって以降の創薬は、分子標的治療薬の研究開発が中心になっている。            

 

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